元カノから「私、結婚します。」と連絡が

こんばんは。

 

本日ではなく、1カ月くらい前の話です。

 

仕事終わりに大学時代に付き合っていた彼女からこんな連絡が来ました。

 

僕たちは別れてから1年に1回誕生日にだけメールする関係でした。

 

元彼女「誕生日おめでとう。元気?」

なたろー「ありがとう。元気だったよ。彼女ちゃんは?」

元彼女「うん。元気。またね。」

なたろー「うん。」

 

これを6年くらい続けてました。全く同じことを6年間。彼女の誕生日には僕も同じことを送ってました。

 

何の意味があるかと聞かれると謎です。今後よりをもどすの可能性がある2人と考えてもメールが続かないし、友達にしてはそっけない内容です。つまり1年に2回連絡を取っていたわけですが、恐らくどっちかが送らなければ何事もなくこのメールも終わったことでしょう。でもただただ続いてた。よりを戻したい気持ちは無かったし、向こうもそのはず。特に遠距離が無理な彼女にとって今の僕たちがよりを戻すことはまずないでしょう。

※現在彼女と僕が住んでいるところは新幹線で6時間くらいかかる距離です。飛行機の方が早いですね。

 

話しは戻りますがそのどちらの誕生日でもない1か月前、仕事終わりにラインがきたので見るとタイトルの内容でした。

 

元彼女「私、結婚します。」

なたろー「おめでとー!そうなんだ。俺の知っている人?」

元彼女「ううん。今の職場の人。これまでありがとね。」

なたろー「俺何もしてないよー。お幸せにね。」

元彼女「うん。ありがとう。」

顔文字も絵文字もないこんなやりとりでした。

 

よくわかりません。よくわかりませんが、多分二度と元カノと連絡を取ることはないと、そう感じました。なんだか、変な気持ちでした。

 

その変な気持ちの正体を探ったまま15分くらいスマホ片手に考え込んでしました。

 

まだ彼女の事好きだったとか?

 

そんな考えが一瞬頭をよぎった瞬間人通りのある道で周りの目もきにせず声をだして笑っちゃいました。一瞬ですけどね。

そんなはずないって。6年も時間が経っているし、その6年の間でよりを戻したいなんて一度も考えなかったんだから。

 

そこまで考えてスマホをポケットにしまい、家に向かって歩きました。

 

何も深く考えず、ただ、晩御飯や会社にいる綺麗な同僚の顔を思い浮かべながら。無心で歩きました。

”本当はまだ彼女の事が好きで、1年に1回のそっけない誕生日の連絡だけでもまだ「繋がっている」と実感できて、時間が分かれた時の2人の幼さを消してくれて、いつかはまた以前のように2人で過ごせる・・・”

 

この6年間、ずっとそう考えていたことを認めることのないようにただひたすら歩きました。

 

今日が誕生日の彼女にメールを送ることをしないと決めた夜でした。

 

 

なたろー